一貫体制だから実現できる無添加ソーセージ!「ノン・アッド」シリーズ
2022-01-07
昨今では、食への関心が高まり、以前のように「何を買うか?」ではなく、「誰がつくったもの」を「誰から買うか」というように、出来上がった商品だけではなく、出来るまでのプロセスも商品の一部と考えるようになりました。「おいしい」とは味だけなのか?以前はそうだったかもしれません。しかし、今では味はもちろんのこと、「からだ」に対して良いものものかどうか?「信用できるもの」なのかどうかといった、「体や心」も「おいしい」と思える商品が求められています。
南州農場の「ノン・アッド」ソーセージシリーズは、まさしく、この点を実現している当店自慢のソーセージです。ここでは、この「ノン・アッド」の何が違うのかを解説していきたいと思います。
目次
1.丸わかり解説!南州農場の「ノン・アッド」シリーズはここが違う!
1-1.材料は「黒豚肉・塩・香辛料」だけ
1-2.ただの黒豚肉じゃない!最高鮮度の「温と体」原料
1-3.塩も只モノではない!こだわりの「海塩」
1-4.伝統の力!本場ドイツ食肉マイスタリンの最高技術での「モノつくり」
1-5.一貫体制だから証明できる食の安全
2.南州農場の無添加ソーセージの人気ランキング
2-1.ぷりっと弾ける肉汁とやさしい味わいの荒挽きウィンナー「ノン・アッド ウィンナー」
2-2.ふわふわした食感が魅力の白ソーセージ「ノン・アッド ヴァイスヴルスト」
2-3.ハーブの香りで味わいが広がる、焼き専用ウィンナー「ノン・アッド ニュールンベルガー」
2-4.小さなお子様に大人気のスライスソーセージー「ノン・アッド リオナー」
2-5.旨みが凝縮された肉そのままの食感「化学調味料不使用 炭焼き焼豚」
3.まとめ
3-1.自分なりに「おいしさ」について今一度考えてみる
1.丸わかり解説!南州農場の「ノン・アッド」シリーズはここが違う!
1-1.材料は「黒豚肉・塩・香辛料」だけ
南州農場のノン・アッドシリーズのソーセージつくりに使用する材料は「黒豚肉・塩・香辛料」だけ。これで本当にソーセージが作れるの?と思われた方!実はこれだけでソーセージが作れるのです。ただ誰でも作れるわけではありません。これ以上不要なものがないというくらいまでシンプルにつくりあげるが故に「材料から処理・加工まで」全てに徹底したこだわりと技術が必要です。ノン・アッドソーセージは「黒豚肉・塩・香辛料」だけでつくるので、当然、着色料も、発色剤も、保存料も、増量剤も使用していません。結果的に安全性はもちろん、一番シンプルに素材そのものの味わいを楽しめるソーセージなのです。
1-2.ただの黒豚肉じゃない!最高鮮度の「温と体」原料
ソーセージの原料となる豚肉は、と畜後一定時間を経過するとだんだん硬い肉に変化していきます。この変化の状態を死後硬直と呼びます。これは、血液が流れないことによって筋肉内に酸素が供給されなくなり、細胞内の機能の一部が停止することによって生じます。筋肉タンパク質のおよそ7割がアクチンとミオシンで形成され、収縮タンパク質と呼ばれるアクチンとミオシンは、死後ATP(アデノシン三リン酸)が消費されることによってアクトミオシンになります。このアクトミオシンは、一度形成されるとアクチンとミオシンに分離することはありません。冷蔵庫で長時間冷却処理された豚肉は、アクチンとミオシンが結合してアクトミオシンになっているため、冷凍肉や冷蔵肉からハム・ソーセージを作るには、お肉に保水性を持たせる成分であるミオシンを解離・溶出させるための添加物を加えなければなりません。その添加物としてリン酸塩(結着材とも呼ばれている)を加えます。
当店のノン・アッドソーセージは、一貫体制の強みを活かし、自社農場で生産した鹿児島黒豚を、自社の食肉処理センターでと畜処理から2時間以内(「温と体(おんとたい)」原料と呼びます。)に、自社の食肉加工場で、ソーセージ原料に加工することで、添加物に頼ることなく、お肉本来の結着力を利用し、ソーセージを作っています。特に、無添加ソーセージでは中々実現することが難しいとされている「荒挽き」のソーセージは国内でも製造できる企業は稀です。
1-3.塩も只モノではない!こだわりの「海塩」
使用する材料が少ないからこそ、素材の1つ1つが出来に大きく影響します。だからこそ、「塩」ひとつ取っても、鹿児島黒豚の良さを最大限に活かす厳選したものを使用しています。ノン・アッドソーセージに使用している塩は、国内で1か所しかない鹿児島県の小さな島でつくられた海水から作られた海塩だけを使用しています。もちろん、直接生産者の方にお会いして、塩つくりを見学させていただいたり、お話を伺ったりと、自分たちの目で見て、確かめ、納得した、信頼できるものだけを使用しています。
1-4.伝統の力!本場ドイツ食肉マイスタリンの最高技術での「モノつくり」
どんな良い材料を揃えても、それを扱いこなせる職人がいなければ、本当に良いモノは作ることができません。当店では、ハムソーセージの本場ドイツの国家資格「ドイツ食肉マイスター」の資格を日本人女性で初めて取得し、国内唯一の女性マイスタリンである「マイスタリン小林」が積み重ね、受け継がれたドイツ伝統の最高加工技術を駆使し、さらに女性ならではの感性を取り入れた唯一無二のモノつくりを実践しています。それは、単に食品を製造するだけでなく、「食」と「人」との関わりや想い、「伝統」と「革新」の解釈と調和など、単に製造するだけには留まらない「食の哲学」ともいうべきモノつくりです。
1-5.一貫体制だから証明できる食の安全
当店では、黒豚の生産から、処理、加工、販売までを一貫して行っています。この間、外部の業者を通すことなく全て自分たちで責任をもち、最初から最後まで全てを行っています。当店では生産から販売までの過程で600種類を超える記録簿により工程管理・記録を行っており、商品の流通経路を生産段階から最終消費段階あるいは廃棄段階まで追跡が可能な状態(トレーサビリティと呼ぶ。)となっています。この仕組みは45年以上もの時間とコストをかけて作り上げたもので、国内でも1社でこの規模の仕組みを構築できている企業は多くはありません。だからこそ、当店では自信をもって安心安全な食品をお客様にご提供しています。
2.南州農場の無添加ソーセージの人気ランキング
ぷりっと弾ける肉汁とやさしい味わいの荒挽きウィンナー「ノン・アッド ウィンナー」
ふりっとした弾ける食感と添加物を使用せず、お肉本来のやさしい味わいが楽しめる荒挽きのウィンナーです。添加物を使用していないのでキシキシとするような、えぐみもなく、小さなお子様にもおすすめです。
やさしい味わいはパンや野菜など素材そのものの美味しさを味わえる食事と相性が良く、さっぱりと食べられるのに、しっかりと満足感があります。朝食やちょっとした軽食、小さなお子様のおやつとしてもおすすめです。
【食べ方】
鍋でお湯を沸かし、沸騰したらウィンナーを入れ、弱火にして4分程ボイルしてください。
お好みでマスタード等をつけてお召し上がりください。
ふわふわした食感が魅力の白ソーセージ「ノン・アッド ヴァイスヴルスト」
ふわふわとクリーミーにとろける食感と、素材本来のやさしく深い味わいで、本場ドイツでは離乳食としても食べられる朝食の定番ソーセージです。小さなお子様から年配の方まで幅広く人気のあるボイルして食べる白いソーセージです。ミュンヘンの甘いマスタードで楽しむのもおすすめです。
【食べ方】
鍋にお湯を沸かし、沸騰直前にソーセージを入れ、弱火にして5~8分程ボイルしてください。ボイル後、表面にナイフで軽く切れ目を入れて薄皮を剥き、お好みのサイズにカットしてお召し上がりください。※表面の薄皮は食べても問題はございません。
ハーブの香りで味わいが広がる、焼き専用ウィンナー「ノン・アッド ニュールンベルガー」
マジョラム風味で黒豚肉本来の食感と味わいを楽しめる焼き専用ソーセージです。ぷりっとした食感はパンとの相性もよく、挟むだけで手軽に絶品ハーブソーセージドッグが完成します。朝食や軽食に、お子様のおやつとしてもおすすめです。
お好みでマスタードとケチャップを掛けて楽しむのもおすすめです。
【食べ方】
熱したフライパンにオイルをひかずに、両面に焼色が付くまで焼いてください。蓋をかぶせながら焼くと早く焼けます。お好みでマスタード等をつけてお召し上がりください。
小さなお子様に大人気のスライスソーセージー「ノン・アッド リオナー」
ふわっと、やわらかな食感のスライスソーセージです。ソフトな食感で食べやすいので離乳食や小さなお子様、咀嚼が弱い方にもおすすめです。添加物を使用していないのでキシキシとするような、えぐみもなく、飽きのこない味わいです。
【食べ方】
加熱せずにそのままお召し上がりください。お好みのサイズにカットして、サラダのトッピングにしたり、パンに挟んだりと色々アレンジしてお召し上がりください。
旨みが凝縮された肉そのままの食感「化学調味料不使用 炭焼き焼豚」
黒豚モモ肉を化学調味料不使用の特製たれに一昼夜漬け込み、熟練した職人がその日の温度・湿度を肌で感じながらレンガ窯でじっくり焼き上げた黒豚の旨みが凝縮された焼豚です。まるでお肉そのものを食べているかのような肉感と色々なアレンジができる使い勝手の良さも魅力です。
【食べ方】
袋から取り出し、巻糸を取り除いたあと、お好みの厚さにスライスしてお召し上がりください。電子レンジで30秒ほど温めると香りもたち、焼きたてに近い味わいを楽しめます。
3.自分なりに「おいしさ」について今一度考えてみる
おいしさとは、味そのもの(味覚)だけでなく、料理の見た目(視覚)、香り(嗅覚)、食感(触覚)、噛んだときの音(聴覚)といった食事の雰囲気や環境など、五感を以てして感じるものです。 そしてそれは、「どこでつくられたか」「誰がつくったのか」「どのようにしてつくられたのか」「誰から買ったのか」といった想いやストーリーなどの付加情報にも影響を受けます。同じものを口にしても、このような情報が事前にあるのとないのとでは、感じる「おいしさ」も変わってきます。
毎日いただくものを、よりおいしく、より楽しく、食べるために何が必要で、自身がおいしいと感じる重要なエッセンスは何なのか、今一度、自分なりに考えてみると、「食べる」ことの意味合いが大きく変わるのではないでしょうか。